『瑞浪層群』の簡単な解説
岐阜県の東濃〜中濃地方にあたる岩村・瑞浪・可児盆地に分布する中新世の地層群で,砂岩・泥岩・凝灰岩などからなり,大きくみると,淡水成層から海成層へ移り変わる変化を示しています。層厚は600m程度で,それほど厚くないことを特徴としています。それぞれの盆地ごとに地層区分がなされており,瑞浪盆地では,下位から,土岐夾炭累層・本郷累層・明世累層・生俵累層に区分されています。大型動物化石,植物化石,貝類化石などが多産することでも有名で,瑞浪市化石博物館には多数の化石が所蔵され,展示されています。 |