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カブトムシの仲間
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
ナミテントウ
和名:ナミテントウ
学名:
Harmonia axyridis
分類:節足動物門>昆虫綱>有翅昆虫亜綱>甲虫目>カブトムシ亜目>テントウムシ科
4.7〜8.2mm。前胸背板は黒色で側方に白色部をもつか、白色の中央に2対の黒紋またはM字型紋をもつなどの変異がある。
ナミテントウは日本では最も多いテントウムシ類。斑紋変異が多いので正確な同定が困難であるが、上翅のタイプは基本的に4型ある.
2紋型;
黒色中央に一対の大きい赤紋がある
4紋型
黒色で各上翅前後に2個の赤紋が並ぶ
斑型
黒色で各翅1-2-2-1に赤紋が並ぶ
紅型;
基本型は黄〜赤色で2-3-3-1に黒紋が並ぶ
紅型;
変形
黒紋の一部融合、
一部消失タイプ
全黒紋消失タイプ
変わったタイプ
その他;数は少ないが上翅の周りが黒色になる型や、上翅中央部に赤帯をもつ型など色々な多型がある
幼虫
成虫に対し幼虫の形態は安定的。幼虫腹部の背中央部の突起先端が3本に分かれ、腹部背中央部の第1節と第4、5節突起は淡黄色、腹部背の側方突起第1〜5節が淡黄色である。