新生代 Cenozoic |
第四紀 Quaternary |
完新世 Holocene |
更新世 Pleistocene |
第三紀 Tertiary |
新第三紀 Neogene |
鮮新世 Pliocene |
中新世 Miocene |
古第三紀 Paleogene |
漸新世 Oligocene |
始新世 Eocene |
暁新世 Paleocene |
中生代 Mesozoic |
白亜紀 Cretaceous |
ジュラ紀 Jurassic |
三畳紀 Triassic |
古生代 Paleozoic |
ペルム紀 Permian |
石炭紀 Carboniferous |
デボン紀 Devonian |
シルル紀 Silurian |
オルドビス紀 Ordovician |
カンブリア紀 Cambrian |
原生代 Proterozoic |
太古代 Archean |
冥王代 Haedean |
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0 |
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0.01 |
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1.7 |
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5.2 |
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24 |
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35 |
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56 |
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65 |
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146 |
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208 |
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245 |
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290 |
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363 |
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408 |
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439 |
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510 |
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570 |
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2500 |
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3800 |
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4550 |
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×100万年
放射年代値はHarland,W. B.ほか (1989) による。
地層は古い堆積物の上を覆うように堆積するので,地層の重なり方から地層の新旧を読みとれる。これを 〝地層累重の法則〟 といい,野外で地層を観察するときの基本である。地層累重の法則を発見したのは,イタリアのステノである。
19世紀になると,イギリスの鉱山技師ウイリアムス・スミスが,それぞれの地層から固有の化石が産出されることに気づいた。これにより地層の区分と対比が可能になり,ヨーロッパ各地で,地層と化石の研究が活発になった。
一方,フランスのキュビエとブロニアールは,パリ盆地の地層を詳細に調べ,時代とともに生物種が大きく移り変わってきたことを突き止めた。そのことから2人は,生物は絶滅と発生を繰り返したと考えた。残念ながらこの考え自体は,当時の人々から無視された。
しかし,産出される化石の種類に基づいて地層が区分され,それをもとに地質時代が区分されるようになった。その結果,地質時代は現在と同じく古生代,中生代,新生代に分けられ,それらはさらに多くの紀に分けられた。
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