理科教材データベース
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
伊那谷の複合扇状地形成モデル


流出1 流出2 流出3 流出4

流出5 流出6



南箕輪村周辺の複合扇状地の形成に関する概念モデル。木曽山地は紙粘土で作成し、
ニスを塗って作成しました。木曽山地の形状は、現状の地形を忠実に再現したもの
ではありません。土石流は歯科印象材をえのぐで色をつけた水に溶かしてモデル化
しました。一回ごとに色を変えています。
小規模の土石流が繰り返し流出し、
天竜川へ向かって傾斜した扇状地地形が形成されていったと考えられます。

こうした土石流の繰り返しでは、地層は水平方向には連続しないことがわかります。
土石流の繰り返しでできた扇状地の断面は、ナイフで切断して観察することができます。

作成者=A. Tawada.