理科教材データベース
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
小諸軽石流堆積物






浅間山は、1万4000年前ごろと、1万年前ごろに大爆発を起こした。このとき噴出した火山性物質が
小諸軽石流堆積物である。この堆積物は未固結で容易に侵食を受けるので、河川開析が進み、
田切地形と呼ばれる地形が発達している。露頭は田切地形の崖の部分にみられる。軽石と火山灰より
なり、均質であるが、ところどころ礫径の大きな軽石の農集した部分がみられる。

撮影地=小諸市耳取。