和名：ツマキナカジロナミシャク
学名：Dysstroma citratum nyiwonis
分類：節足動物門＞昆虫綱＞有翅昆虫亜綱＞鱗翅目＞シャクガ科＞ナミシャク亜科
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ツマキナカジロナミシャクはマエキナカジロナミシャクに似ています．
ツマキナカジロナミシャクの特長：かなり変異性に富む種だが, 一般に前翅基部に近い赤褐色帯は明瞭,
それより外は広く黒色をおびることが多く, 外横線の外側の赤褐色帯も明瞭. 翅の中央部の白い個体は主に♀に見出される.
横脈点はごく小さく, 黒化の強い個体ではほとんど認められない. 外横線の外側に接する淡黄色部は, まれにはかなり幅が広い.
マエキナカジロナミシャクの特長：ツマキナカジロナミシャクに最も似るが, 暗色帯で区切られる前翅の中央部は幅広く,
灰黄白色, 外横線の外には前縁から突出部まで橙黄色. 横脈点は一般にごく小さい.
全体的に写真の個体は翅の色が薄く（あるいは色が落ちて），同定は困難です．
外横線の外側に接する部分が淡黄色 ということで ツマキナカジロナミシャクと判断しました．
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