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岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
ゴマダラチョウの幼虫


和名:ゴマダラチョウ
学名:Hestina japonica
分類:節足動物門>昆虫綱>有翅昆虫亜綱>鱗翅目>タテハチョウ科














2009年の記録



食草は、エノキ、エゾエノキ.幼虫は緑色で、頭部に長い角状突起がある。
腹部に3対の突起があることや食樹が異なることでコムラサキの幼虫と区別できる。

枯葉の下で越冬した幼虫は4月上旬にエノキに這い上がり、枝の股の部分で
じっとしています。若葉が伸びると脱皮して葉の先端にいるようになります。
4月下旬には終齢幼虫になり、5月20日過ぎに羽化します。
羽化した成虫はすぐに産卵し、6月から7月にかけて幼虫期、7月下旬に羽化、
さらに羽化した成虫は産卵し、9月に3化が出現します。