理科教材データベース
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
イブキジャコウソウ


和名:イブキジャコウソウ
学名:Thymus serpyllumsubsp.quinquecostatus
分類:被子植物門>双子葉植物綱>キク亜綱>シソ目>シソ科





双子葉・合弁花・木本

イブキジャコウソウ属は、ヨーロッパ、アジア、アフリカなどに約35種分布するが、唯一日本に自生するのは「イブキジャコウソウ」。
「タチジャコウソウ」に非常によく似るが、つる性で地上部の高さ5〜15cm。
木本類の中では最も矮性といわれる。対し「タチジャコウソウ」は、茎が立ち上がり高さ30cmほどになる。
名の由来は伊吹山に多く分布し麝香のような芳香がある事。(伊吹麝香草)