理科教材データベース
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
アンチゴケ


和名:アンチゴケ
学名:Anzia opuntiella
分類:ウメノキゴケ科>アンチゴケ属





地衣体は小型の葉状で不規則に分岐する。腹面に海綿状の組織がある。
海綿状組織は裂片の縁に達しない。粉芽や裂芽をつけない。
C反応は(−)であることから、サボテンアンチゴケと見分けることができる。
アンチゴケモドキは、海綿状組織が葉片の縁に達し、白い縁取りはみられない。

樹皮に生えていた。



撮影地=段戸高原(愛知県)。