理科教材データベース
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
鵜匠とウミウ




鵜匠は夜かがり火をたいてウミウを操って漁をします.火の粉がかからないように,
船のうえで滑らないように,水にぬれないように特有の衣装をまといます.
鵜匠がかぶる頭巾は、風折烏帽子(かざおりえぼし)といいます.火の粉から頭髪を守ります.
胸あては、火の粉や松やにをよけるために着ます.腰蓑(こしみの)は水しぶきで体が冷えるのを
防ぎます.
鵜匠のはく草履は足半(あしなか)といい、魚の脂や水あかですべらないために
はきます.