理科教材データベース
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
2005年9月13日





太陽と金星の真の距離(青い矢印)を求めるために、まず日没の位置を確認しました。
金星は日没後20-30分後から見え始めるため、5分ごとに位置を確認して、日周運動の
経路を求めます。日没後40分経過した場所から逆算して、日没時の金星の位置(赤い丸印)を推定します。
この作業はたいへんなので、太陽と金星の位置変化を青い矢印で示すかわりに、日没後40分後
の位置と日没を矢印(黄色)で結び、その線分の向きと長さに注目することにします。