カンブリア紀の動物


生痕化石フィコデス (Phycodes pedum)
コインの大きさは直径2 cm。
(写真: 斉藤良)
カンブリア期に入ると,比較的大型の生物や,硬い殻を持つ生物が,短期間のうちに多数現れた。
最初に現れたこの生物は,這いあとが生痕化石として知られるだけであるが,この化石の出現で,カンブリア期は定義される。
これに続いて,以下のような生物群が現れた。

© 2002 Gifu University, Shin‐Ichi Kawakami, Nao Egawa.