郡役所の裏地では,断層線の北側が低下すること約2 mに達した.その方向はおおよそ北74 °~82 °西であった.単に亀裂に止った所もあった.あるいは約5.5 mを隔てて2つの亀裂線相平行して,その中央部は非常に擾乱していたこともあった
竹薮中の小祠がある地点で道路を横切り,北側が約1.5 m陥ち,西へ約60 cmずれた
太郎丸を過ぎて千匹(せんびき)村境までの約2.2 kmの間は連続して一直線に北80 °西の断層が現れた.常に北が低下した
石原では高富に通じる新道の傍の溜池を横断し,その北半分が低下し,かつ西へずれた.これより東では,古市場を経て,千疋と戸田の間を走り,長良川を越える