右図の説明 右図は太陽と地球、そして金星の位置関係を示した図で、中央の大きい黄色い円が太陽、その周囲にいくつかある小さ目の黄色い円が金星で、下のほうにある青い円は地球を示しています。赤い線は地球と太陽を結んだ直線で、白い円は金星の軌道を示しています。 |
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外合 右図で、金星と地球、太陽の3つが一直線上に並んでいるとき、金星が地球からみて太陽の反対側にある場合(A)を『外合』と呼びます。このとき、太陽の陰になっているために地球から見ることはできません。外合から内合に向かうときには夕方〜夜にかけて金星を見ることができます。 |
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内合 右図で、金星と地球、太陽の3つが一直線上に並んでいるとき、金星が地球と太陽の間にある場合(C)を『内合』と呼びます。このとき金星の影の部分が地球に向いているため、地球から金星を見ることはできません。内合から外合に向かうときの金星は明け方の東の空にあがります。 |
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最大離角 最大離角は東方最大離角および西方最大離角の二つがあります。右の図ではそれぞれ東方最大離角はD、西方最大離角はBになります。特徴は地球と太陽、そして金星の3つを頂点とする三角形を書いたとき、金星の部分が90度となる直角三角形になっていることがあげられ、このとき地球の部分の角の大きさが最大になり、このときの金星はちょうど半分欠けた状態になっています。 |
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最大輝度 東方最大離角から内合に向かう時期は、金星がもっとも明るくなることから、この頃を最大輝度とよびます。 |