[水鳥断層崖の写真]

↑水鳥の写真
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濃尾地震直後

Koto
断層崖の全景写真としては最も有名な写真 (本文参照)
Koto(1893)の論文に載せられたもので,同一のものはMilne and Burton(1893)にもあります.

瀬古
岐阜市の瀬古安太郎氏が撮影したもの (岐阜・瀬古写真館所蔵)
Koto (1893)による写真とほとんど同じ状態が写っています.

岐阜測候所
当時の岐阜測候所が撮影したもの (岐阜地方気象台所蔵)

比企
比企 忠氏が所蔵していた写真 (地震予知総合研究振興会による復刻版)
やや西側から撮影したものです.

大森
大森(1919)による写真
1908 (明治41) 年に撮影されたもので,地震発生から時間が経っているため断層崖に道が付けられ,それによる水平ずれの様子がよくわかります.水平ずれは約2.5 mに及ぶと説明が付けられています.

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比較的最近

岡田1969
1969年 岡田篤正氏撮影

岡田1974
1974年 岡田篤正氏撮影

岡田1991
1991年 岡田篤正氏撮影 (「地震断層観察館」 (右隅) の完成直後)

2002
現在 2002年10月撮影

断層崖横ずれ (1991)
断層崖にかかる農道の水平ずれ
(1991年岡田篤正氏撮影)

断層崖中央部 (岡田1992)
断層崖に沿って北西側から南東側を撮影
(1992年岡田篤正氏撮影)
左手前の高まりは人工的に改変されたものです.

断層崖中央部 (2002)
右上の写真とほぼ同一地点から撮影
(2002年11月撮影)

断層崖 (近接)
現在の断層崖
(2002年11月撮影)
段差は明瞭に残されていますが,壁面はかなり崩されて形を変えています.