海水の塩分濃度

地球の年齢を調べるのに,海水の塩分濃度が利用できるというアイデアは,1715年,ハレー[解説]まで遡る。
1899年,ジョリー[解説]は, “海水中のナトリウム・イオンは河川から運ばれて徐々に濃度が濃くなった” として,海水中の塩分の総量を1年に運び込まれる量で割り,海水の年齢を約9000万年とした。

© 2002 Gifu University, Shin‐Ichi Kawakami, Nao Egawa.