村松郁栄 (1976) 根尾谷断層と濃尾地震.地質学論集,12号,117–127.
地震名 | 濃尾地震 | 兵庫県南部地震 |
---|---|---|
発生年月日 | 1891年10月28日 | 1995年1月17日 |
発生時間 | 午前6時38分 | 午前5時46分 |
震央 | 岐阜県本巣郡根尾村 | 兵庫県淡路島 |
マグニチュード | 8.0 | 7.2 |
被害数 | おもに理科年表による | 消防庁 (2000年12月) |
死者 | 7273名 | 6432名 |
行方不明者 | — | 3名 |
負傷者 | 17,175名 | 43,792名 |
全壊家屋 | 142,177棟 | 104,906棟 |
半壊家屋 | 80,324棟 | 144,274棟 |
断層[7] 根尾谷断層
活断層,地震断層観察館,直下型内陸地震,根尾谷断層,濃尾地震,被害数,兵庫県南部地震,水鳥断層崖
【関連文献】
村松郁栄 (1976) 根尾谷断層と濃尾地震.地質学論集,12号,117–127.
【余談】
「災害は忘れたころにやってくる」と言ったのは寺田寅彦である.感覚的な印象を語ったのか,何かの客観的な根拠があって語ったのか,その真意はわからないが,人間が記憶にとどめておける期間と災害が起きる間隔に大きなずれがあることを言い表しており,かなり真実味をもった言葉である.濃尾震災から110年,忘れたどころではなく,知らないことになってしまった.しかし,この程度の時間間隔は自然としてはほぼ一瞬にあたる.
小学6年「土地のつくりと変化 (地震) ―地震
中学1年「大地の変化 (地震) ―地震,断層
災害 (震災)