棚瀬充史 (1982) 奥美濃酸性岩類―両白山地における白亜紀火成作用―.地質学雑誌,88,271–288.
地形[3] 東濃地方
奥美濃酸性岩類,川浦花崗岩,川浦渓谷,方状節理,風化作用,マサ化
【関連文献】
棚瀬充史 (1982) 奥美濃酸性岩類―両白山地における白亜紀火成作用―.地質学雑誌,88,271–288.
【余談】
川浦花崗岩の南東方には,同じ奥美濃酸性岩類に属する高賀花崗岩と呼ばれる岩体がある.この岩体はかなりマサ化が進んでおり,川浦花崗岩とはまったく異なる様相を呈する.浸食がすすみ,岩体の内部が深くえぐられており,そこに高賀の集落が広がっている.両花崗岩は似たような岩質・岩相をもち,似たような形成過程を経ていながら,マサ化の進行具合がまったく異なっている.地表の条件が微妙に違うのであろうが,わずかなことでまったく異なる経過をたどるようである.
中学1年「大地の変化 (地層と大地の歴史) ―浸食