アクラマン

ラテン表記
Acraman
緯経度
南緯 32°01′ (-32.02°) / 東経 135°27′ (+135.45°)
国/地域
オーストラリア
州/地方
サウス・オーストラリア州
直径
160 km; ∼90 km (NASA); 55 km (PASSC)
年代
∼590 Ma
アクラマン・クレーターは、G. Williamsが1986年に発見し、‹サイエンス›で報告した。また、このクレーターの形成で飛び散ったエジェクタ層がフリンダース山地で発見され、同じ号で発表された。
アクラマン・クレーターの中心部は低地になっており、雨期にはアクラマン湖(Lake Acraman)となる。衝突の証拠が発見された露頭へは、湖沼の中を歩いて渡らなくてはならない。
アクラマン・クレーター。ズーム
アクラマン・クレーター。
中央の丸い湖が、クレーター中央のアクラマン湖で、その周りを円環状に湖群が囲んでいる。最大の湖は、アクラマン湖の北東にあるゲアドナー湖(Lake Gairdner)。
右下の水面はスペンサー湾、左下の水面はグレート・オーストラリア湾。(図2の地図を参照)。
センサー: カメラ
日付: 1994‐11‐08/16
アクラマン・クレーターの周辺の地図。ズーム
アクラマン・クレーターの周辺の地図。
青い円はエジェクタ、緑の円はスフェルールの発見地。
露頭の観察へ向かう1991年オーストラリア・クレーター巡検のメンバー。Theilen‐Willige, 1987, in
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露頭の観察へ向かう1991年オーストラリア・クレーター巡検のメンバー。
Theilen‐Willige, 1987, in "Research in terrestrial impact structures" ed. by J. Pohl, 126, Plate 7)
衝突堆積物層の上下の地層。白い層の中に衝突堆積物層がある。Theilen‐Willige, 1987, in
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衝突堆積物層の上下の地層。白い層の中に衝突堆積物層がある。
Theilen‐Willige, 1987, in "Research in terrestrial impact structures" ed. by J. Pohl, 126, Plate 7)
衝突堆積物層。中央の褐色層が衝突堆積物層。Theilen‐Willige, 1987, in
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衝突堆積物層。中央の褐色層が衝突堆積物層。
Theilen‐Willige, 1987, in "Research in terrestrial impact structures" ed. by J. Pohl, 126, Plate 7)
文献
Gostin, VA; Haines, PW; Jenkins, RF; Compston, W; Williams, IS. 1986. Impact ejecta horizon within Late Precambrian shales, Adelaide geosycline, South Australia. Science, 233, 198–200.
Wallace, MW; Gostin, VA; Keays, RR. 1990. Spherules and shard‐like clasts from the late Proterozoic Acraman impact ejecta horizon, South Australia. Meteoritics, 25, 161–165.
Williams, GE. 1986. The Acraman impact structure: source of ejecta in late Precambrian shales, South Australia. Science, 233, 200–203.
川上紳一. 1991. オーストラリアにインパクトクレーターを訪ねて. 地質ニュース, (444).