モラスコ

ラテン表記
Morasko
緯経度
北緯 52°29′ (+52.48°) / 東経 16°54′ (+16.90°)
国/地域
ポーランド
直径
100 m
年代
< 10 ka (PASSC); 10 ka
モラスコの町の西500 mに、多数の池があり氷河作用でできたものであると考えられていた。この町の周辺では鉄隕石(オクタヘドライト)が発見されていたが、1957年になって隕石と池が関係づけられた。クレーターから採集された地層からも隕石の破片がみつかっており、衝突でできたくれーたーであると見なされるようになった。
8個のクレーターのうち、クレーター1からクレーター7は林の中にある。
クレーター1:直径100 m、深さ13 m。池になっており水深は2 m。北側の縁は周囲より10 m高まっている。
クレーター2:直径25 m、深さ3 m。
クレーター3:直径63 m、深さ5 m。池になっている。
クレーター4:直径35 m、深さ4.5 m。池になっている。
クレーター5:直径15 m、深さは0.9 m。水は溜まっていない。
クレーター6:直径24 m、深さ2.5 m。
クレーター7:直径50 m、4.9 m。
クレーター8:直径35 m、深さ4.5 km。ほかのクレーターと約1 km離れている。
図 地図
文献
Classen, J. The meteorite craters of Morasko in Poland. Meteoritics, 13, 245–255., 1978.
Korpikiewics, H. Meteoritic shower Morasko. Meteoritics, 13, 311–326., 1978.