シエラ・マデラ
別名 | マデラ山脈 |
ラテン表記 | Sierra Madera |
緯経度 | 北緯 30°36′ (+30.60°) / 西経 102°55′ (-102.92°) |
国/地域 | アメリカ |
州/地方 | テキサス州 |
直径 | 13 km |
年代 | < 100 Ma |
シエラ・マデラは、ドーム状の地形的高まりであり、およそクレーターとは似てもにつかない形態をしている。火山活動の痕跡がないことから1930年代には潜爆発構造であると考えられた。1960年代になって重力測定などの地球物理学的探査が行われ、野外調査によってシャッターコーンも発見され、衝突起源であると考えられるようになった。
シャッターコーン:Dietz (1960)
文献
Dietz, RS. 1960. Meteorite impact suggested by shatter cones in rock, Sicence, 131, 1781–1784.
Eagleton, R.E. and E.M. Shoemaker Breccia at Sierra Madera, Texas. US Geol. Surv. Prof. Pap., 424‐D, 151–153., 1961.
van Lopik, J.R., R.A. Geyer Gravity and magnetic anomalies of the Sierra Madera, Texas, ‘dome’ Science, 142, 45–57., 1963.
Wilshire, H.G., T.W. Offield, K.A. Howard, and D. Cummings Geology of the Sierra Madera crytoexplosion structure, Pecos Country, Texas. US Geol. Surv. Prof. Pap., 599‐H, 1–42., 1972.