オデッサ
ラテン表記 | Odessa |
緯経度 | 北緯 31°45′ (+31.75°) / 西経 102°29′ (-102.48°) |
国/地域 | アメリカ |
州/地方 | テキサス州 |
直径 | 168 m |
年代 | < 50 ka |
物証 | 隕石; インパクタイト (Smith and Hodge 1997) |
オデッサ・クレーターは、1892年に発見された。しかし、1926年まで、隕石孔であるという認識はなかった。注目されるようになったのは、周辺で鉄隕石が発見されてからである。
最大の隕石は質量150 kgで、タイプIAB鉄隕石(オクタヘドライト)に分類される。
クレーターの直径は170 mで、縁は周囲より6 m高い。
1939年にはニニンジャー(Nininger)が鉄隕石を収集した。同年、テキサス大学のSellardsやEvansが掘削をした。1939年にも掘削調査が行われ、さらなる隕石が探査された。それらの結果、クレーターの形は大きく損なわれた。
文献
Barringer, B. Historical notes on the Odessa meteorite crater. Meteoritics, 3, 161–168., 1967.
Sellards, E. H. Odessa meteorite crater. Geological Society of America Bulletin, 51, 1944., 1940.
King, E. A. Space geology: an introduction, John Wiley & Son., 1976.
Smith, T.R., and P.W. Hodge Discovery of impactite at the Odessa meteorite crater. Meteorites & Planetary Science, 32, A122., 1997.