ボスムトゥイ

別名	ボスムトゥイ湖 / アシャンティ湖
ラテン表記	Bosumtwi / Lake Bosumtwi / Lake Ashanti
緯経度	北緯 6°30′ (+6.50°) / 西経 1°25′ (－1.42°)
国/地域	ガーナ
直径	10.5 km
年代	(1.03±0.02) Ma
物証	シャッターコーン(Dietz 1960); コーサイト

ボスムトゥイ・クレーターは、アシャンティ県(Ashanti Province)クマシ(Kumasi)の近くにある。クレーターの縁の直径は10.5 kmで、中央部は直径8 kmの湖になっている。水深は80 mである。

隣国コートジボワールで発見されたテクタイトは、形成年代と化学組成から、ボスムトゥイ・クレーターの形成時に飛び散ったものと思われる。

Koeberlらは、1997年1月と1999年1月に現地調査を行った。Koeberl et al. (1999)は形成年代を1.07 Maとした。

ボスムトウィ湖。

ボスムトウィ湖。

ランドサット画像。

ボスムトウィ湖周辺の地質図。

Reimold et al. 1998. p.544. (Figure 1)

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A–Bに沿った断面図。ゾーン1:エジェクタ・ブレッチャ・カバーとローカルな質量喪失。ゾーン2:内側に落ちたスラスト(低角逆断層)面。ゾーン3:メガブレッチャ。ゾーン4:さまざまな向きのスラスト。

Reimold et al., 1998, Geology, 26, p.544 Figure 2)

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北の外輪山からの眺め。クレーター内部への放射状のmacrofaultingとmegablockが見える。

Reimold et al., 1998, Geology, 26, p.545 Figure 3.A)

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リム・セクション・ゾーン2。スラスト面および切断Birmian metagraywackeが内側へ落ちている。

Reimold et al., 1998, Geology, 26, p.545 Figure 3.B)

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ゾーン2。積層したBirmian metasedimentary rocks中で、同じ傾きで折れ曲がっている。

Reimold et al., 1998, Geology, 26, p.545 Figure 3.C)

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ゾーン3。外輪山のほぼ最高点。センチメートル～デシメートル・サイズの砕屑物でできた、リシック・インパクト・ブレッチャ。

Reimold et al., 1998, Geology, 26, p.545 Figure 3.D)

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ゾーン3。メートル・サイズのメガブレッチャ。Birmian metasedimentary rockと、20億年前の花崗岩(明るい色)からなる。写真の幅は10 m。

Reimold et al., 1998, Geology, 26, p.545 Figure 3.E)

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ゾーン3。2重のレンズ型の頁岩とmetagraywacke blocks。ばらばらな向きのスラストの間にある。写真の幅は8 m。