ディープ・ベイ
ラテン表記 | Deep Bay |
緯経度 | 北緯 56°24′ (+56.40°) / 西経 102°59′ (-102.98°) |
国/地域 | カナダ |
州/地方 | サスカチュワン州 |
直径 | 13 km (NASA, PASSC); 10 km |
年代 | (99±4) Ma (PASSC, Jakubowski); (100±50) Ma (NASA) |
ディープ・ベイ・クレーターは、サスカチェワン州北部のRaindeer Lakeの南縁にある円形の入り江で、その直径は10 kmである。1951年、生物学者が衝突起源だと主張したが、無視された。しかし、
ブレント・クレーターが衝突起源とわかって以降、この構造も注目されるようになった。
ディープ・ベイ・クレーターは比較的単純な形態だが、中央丘を持つ。この地域には、チャーチル・プロビンスに属する原生代の片麻岩が露出しており、その上を白亜紀の堆積岩が覆っている。以前のクレーター形成年代は、地形の侵食状況に基づくもので、誤差が大きい。
文献
Grieve, RAF; Rupert, J; Smith, J; Therriault, A. 1995. The record of terrestrial impact cratering. GSA Today, 5, 194–196.
Scott, RG; Pilkington, M; Tanczyk, EI. 1997. Magnetic investigation of the West Hawk, Deep Bay, and Clearwater impact structures, Canada. Meteorites & Planetary Science, 32, 293–308.
King, EA. Space Geology: an Introduction. New York, John Wiley & Sons, 1976.